ほろ苦い思い出
深く息をする
冷たい空気が心を落ち着かせてくれる
今年も満開の桜に心が弾んで
足元をピンクに染めていく花びらを眺める
すべての瞬間が美しい
立派な女性にならなきゃって焦っていたの
たくさんの「いいね」をもらえる自分を探して
なにが欲しいか分からないまま不安と戦い続けるのは辛くて
なにも誇れるものがないまま歳を重ねていくのは怖かった
そんなほろ苦い頃を忘れない
整理して、立ち直って、元気になって
乗り越えるためにたくさんの時間を使った
静かに散っていく桜を見て思う、、、
わたしでいることに「安心」したかったの
大丈夫だって言ってくれる誰かを
安心できる場所をいつも外側で探してた
だから好きになってもらえるように、気に入られるように
できる自分を証明しようと必死になって、、
それが自分を傷つけていた
もっと自分の心を守って
もっと自分の味方になって
そんなに一生懸命に欲しがらなくても大丈夫
「何が悪かったの?」なんて責めないで
「よく頑張ってる」って言うの
いらない言葉は吐き捨てればいい
わたし自身の愛情を待ってる
わたし自身の優しい言葉を待ってる
わたし自身の親友になれるのを待ってる
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