親の離婚から学んだこと
私が小学生の時に、両親が離婚した。
まだ小学生だったので『離婚』が
どうゆうことなのか理解はしていなかったけど
周りの大人や友人達の可哀想な子を見る視線は
感じていたし何か自分に悪いことが起きたんだなって、
「あの子のように勉強ができない」
「あの子みたいに可愛くない」
「あの子みたいにできない」
気が付いたら劣等感いっぱいの自分になっていた。
友達や彼氏もできて幸せな時間もあったけど
心の中はみんなが離れていかないか
心配で不安が影のようにつきまとっていたと思う。
自分の感情をコントロールできないことで
人間関係でのトラブルや悩みも増えてうまくいかなくなって
それはそれは悲惨な状態だった。
それでこのままだとダメだなって
なんとなく書店に行ったのがきっかけで読書にハマったんだよね。
読みやすくて
最後まで読み切れる文字数で
共感できるものから読み始めて
自分の内側にあった不満や疑問に
自分なりの答えを見つけていった。
「親の助けがなければ幸せになれないの?」
「たくさん物を持っていないと幸せになれないの?」
「勉強ができないと幸せになれないの?」
「あの子より可愛くないと幸せになれないの?」
弱い自分が許せなくて
可哀想に思われたくなくて
誰にも相談せずに他人の持っているものを見てはイライラして
ダメな自分ばかりを見つけていたんだなって思う。
行き詰まった時はものの見方を変えてみること
今だから言えることは
母は最善の選択をしたということ
子供も親の笑顔を見れば安心するし
悲しいことからは守ってあげたいと思ってる。
『子供も親を幸せにしたくて親を選んで生まれてくる』と書いてあって
私はその考え方がとても好き
どんな時も見守ってくれた母のことが
大好きで感謝の気持ちでいっぱいだからそうだといいなって思う。
クリスマスに母の知り合いがケーキを毎年買ってくれて
チョコクリームと生クリームのホールケーキに
そのままフォークで食べるのが大好きだったし
忙しくても美味しいご飯も作ってくれた。
姉達も誕生日にはケーキを作ってくれたし
初デートに行く時は洋服を買ってくれたりバックも貸してくれた。
メイクをしてくれたし、髪の毛を巻いてくれたり、
悲しい時間もたくさんあったけど
幸せな時間もたくさんあった。
助けてくれる人は誰にでもいると思う。
本の中にいたり
漫画の主人公だったり
映画の中にいたり
哲学者や小説家でもね。
ディズニープリンセスや映画の主人公のように
あっとゆう間にハッピーになることは難しくても
ゆっくりと自分の好きな時間や考え方を増やしていければ十分
自分に必要なものを選んで
小さな幸せをたくさん感じていこう。