トラウマ級の経験
大好きな人ができると
何時に連絡がきてもうれしいし
夜中でも連絡が来れば会いに行ったり
なんでもできるような気持ちになる。
そんなわたしの恋愛に対する価値観が変わったのは、20代前半の頃
すごく好きだったんですけど
友達以上恋人未満みたい関係が何年も続いていました。
理由を聞いたら「付き合うとなると大切にしなきゃでしょ」
クズすぎることを言っていたと思います。
「そのうち変わるかも」と淡い期待をしていました。
ディズニーに遊びに行こうと約束した1週間後に
突然ブロックされて
彼の友達に迷惑だからもう関わらないでくれとまで言われて
心身ともに大ダメージ!
トラウマ級の衝撃でしたね。
わたしが絶望を味わってるとき
彼は元カノにプロポーズをしてフラれたらしいと聞きました。
雑誌を見て服装もメイクも自分なりにおしゃれを頑張ってきたのに
全てが無意味に感じてやめました。
相手に合わせすぎて
嫌われないように我慢しすぎて疲れ切っていました。
努力をする方向を間違えた結果でした。
どんなに辛い時でも
完璧なエネルギー切れの時は
ひとりでいる時間を大切にしています。
誰かに泣きながらでも話せるのは
まだエネルギーがある証拠
そんな時はパーっと飲みに行ってもいいし
友人に話を聞いてもらうのもいいと思います。
わたしは疲れ切っていたので自分を癒すことから始めました。
お風呂にゆっくり浸かる
眠れるときは寝る
読書する時間が絶望から救ってくれました。
生きていれば、何度でもやり直せから
傷ついた自分をスルーせずにたっぷり時間を使って癒すことが大切
少し元気を取り戻したときに、友人と会うことになって
なんとなく映画を見にいくことになって
そのとき出会ったのが『ソウルサーファー』という実話を元にした映画
話が進むにつれて映画の内容に引き込まれて
終わる頃にはふたりとも大号泣
涙と鼻水でぐちゃぐちゃの顔を見合って
笑ったのは今でもいい思い出です。
片腕を失くして絶望した主人公に先生がかけた言葉です。
『近すぎると見えなくなる。息詰まったら、ものの見方を変えることよ』
幸せになると決めた日
ひとり映画が趣味になって
読書をすることでたくさんの自分を知ることができるようになりました。
自分がどんなものが好きで
どんなときが幸せで
どんな考え方をすると気持ちが落ち着くのかを知ることが大切
無理に誰かを嫌いにならなくていいし
自分にダメ出しも元気なふりもしなくていい。
夫婦になったらゴールじゃないし、同じように試練は訪れます。
わたしの大好きな漫画『ジョジョの奇妙な冒険 第5部』の言葉です。
『大切なのは真実に向かおうとする意志だと思っている。
向かおうとする意志さえあれば、たとえ今回は犯人が逃げたとしてもいつかはたどり着くだろう?
向かっているわけだからな』
鼻血出ちゃうくらい素敵な言葉。
どんなに辛いことがあっても大丈夫。
幸せになると決めればいつかはたどり着くから。